昨日は仕事場に泊まった。
朝方、雨の音で目がさめた。
まだ早いのでもうすこし寝ようとするが寝られない。
寝るのをあきらめ、起きる事にしたが不思議な物で起きると眠たくなる。
布団に入り少し寝ていたが、今度はゴンゴンと言う音で目がさめた。
何か動物が壁にぶち当たっているのかなと思い、起きて外を見たが動物ではなく壁に立て掛けていたトタン板が風にあおられて壁にゴンゴンと当たっていた。
動物じゃなくて良かった。
今回は車がズルズル・・・
会社勤めをしていた時の出来事、今の自宅とは違い他の場所に住んでいた。
通勤するのに農道を通って通勤していた。
その農道は車がギリギリすれ違う程の道幅だ。
雪がうっすらと降った冬の通勤時、いつものように農道を走っていると、前方から対向車がやってきた。
対向車が右によったので、私も右側にギリギリによった。
そこは道から田んぼまで1メートルちょっと位下がった所に田んぼが有り、横は斜面になっていて田んぼに続いている。
それでもまだ通れそうもなかったので、さらに右側によった、その時アーッちょっとより過ぎたかなーっと思ったが滑らない事を信じて進む事にしたが、進むたびにズリッズリッと斜面を滑り始めた。
斜面には草が生えており、その上に雪が積もっているのでよく滑る。
バックで戻ろうとしてもズリッズリッと滑る。
もうどうしようも出来なかった、滑る所まで滑るしかなかった。
車が斜めになったままズリッズリッと田んぼまでたどり着いた。
外に出ようとドアを開けたら、ドアがガーンと開いた右が下になっているので勢いがついた。
ドアから手を離さないでよかった。
ドアを持ったまますべるようにゆっくりと降りた。
対向車はそのままいったようだが、後ろから来ていた車の人が、今のはだいぶより過ぎだったと言われ、会社から四駆を持ってきて引っぱったるから待っとけ言われた。
ここから会社が見えるのにだれも出てこない。
しばらくして四駆のジープらしき車がきて、引き上げてもらった。
丁重にお礼を言い、会社に向かったが当然遅刻だ、会社から見えていたはずなのに、だれも話題にしなかった。